公表されている駅のイメージ
新しい桑名駅の玄関口のイメージ固まる!!

駅舎の工事と自由通路の工事が進み今後は、駅東口の整備が課題となるが、新たな整備構想が示されました。
主な整備予定施設と概略は
●ホテル(11階建て)長島観光
●上空通路(ペデストリアンデッキ)
長島と桑名市で共同で作る
●イベント広場 桑名市
●ロータリー(一般車両・タクシー)
●商業施設
◎観光案内所
◎物産販売所 民間提案と桑名市の共同
◎カジュアルレストラン 民間提案
◎カフェ 民間提案
などが整備される予定です。
長島観光との費用の区分の負担割合や、通常時の運営の負担割合、また有事の際のリスクの分担や契約にかかわる詳細な詰めなどもこれから本格化していきます。
旧駅舎の解体工事一年かかり、その後の工事着工となります。
ただ、今回の提案ではバスターミナルの部分の土地の有効活用がされておらず、今後はまだ北勢線の西桑名駅とバスターミナルの上にどのように活用するかは桑名市を発展させるためには重要な課題だと思います。
議会内の意見では現状の計画では一般車両のロータリー部分が手狭・駅周辺の駐車場の確保が必要ではないかとの意見が多く出されています。なぜ、手狭なロータリーにしてあるかという課題に関しては。
西口への道路アクセスの整備を進めており、今後は大山田・七和方面からの車両は西口へ流入するようになると予測され、駅の東口の車両台数が減り、結果、ロータリーは小さめに作られています。
また駅の駐車場整備については、今後バスロータリー(桑名市所有地)の上の部分を活用するなどの検討が必要かと思います。
『駅西の区画整理が進み、また、バスの乗り入れが駅西にできる見込みが立った段階で、バスターミナルの活用をもう一度検討する』と市長から答弁をもらいました。
『きれいな玄関と床の間だけでは生活できない』整備はあくまでも見た目をよくすることだけではなく利便性を上げることや、経済の活性化につなげる計画が必要である。

桑名駅周辺の構想 2018年2月での個人的な予測

駅周辺のイメージを作ってみた。動き出した自由通路の整備事業と周辺の開発。進むかどうかはわからないが今のところ、こんなイメージで進めているのではないか?
これからコンパクトシティー(開発地域の都市集約)が進むとこんなイメージになる。日本各地で起こっている土地利用の2極化は人口減少社会の中では、必然的に起こってくる。
駅前の活性化をこんなイメージで進めているが、問題は3月議会で「駅自由通路」の予算が議会で通るかどうか?まずはここが一つの壁になる。
桑名駅はこうなる? (稲沢駅視察から考察)
色々と調査してみたが、東西自由通路という事業名はここがルーツ?
稲沢駅でも同じような事業があったので現場へ行ってみて感じたことは、費用と効果のバランスがとれていないのではないかと直感的に感じた。
桑名駅東西自由通路(橋上駅舎化事業)には不要であるという意見も多いが・・・

❶『東西自由通路』と表示してあるが、『JR稲沢駅』と書いた方が自然のような気がする。(国からの補助金を頼るとやはりこのような事業名になってしまうのか?)
❷奥の駅舎部分はドーム型になっているが、将来的なコスト維持費を考えるともっと簡単でいいのではないだろうか?
❸通路幅は概算で7.5mになっている、桑名駅は6mで計画されているようだ。桑名駅も自転車も通行できるように計画されているが6mで正解かと思った。稲沢駅はデザイン的ではあるが機能的ではない気がする。なぜ屋根をつけることができなかったのだろうか?
❹自転車でこの坂道を上り下りするのはどうか?いった時は一時間で10人ぐらいが利用していた。桑名駅に置き換えると100人くらいか?
❺駅構内は切符売り場(左)とキヨスク(右)だけであるが、桑名駅はもう少し利便性をあげることはできないだろうか?国の補助金がらみでどこまで民間事業者の参入が阻止されるのであろうか?もう少し柔軟に対応できないか?
❻駅西の再開発ではこんなイメージかと思う。右のビルは5階建てになっているが桑名の駅西にはもう少し高層階のマンション兼商業施設になるのか?
西口ロータリー付近にはバス停・タクシー乗り場が設置してあるが、気になるのはロータリー中心部の緑地帯をもう少し有効利用を考えないと・・・
❼東口にもロータリーがあるが広すぎるかもしれない。雑草の管理が大変そうである。
財政的に厳しい桑名であるが今やらないと永遠に桑名駅は今のままになってしまう。(国からの補助が打ち切られていくため)未来の桑名のためには駅の改修は必要だとは考えるが、東京の築地やオリンピックのメイン会場の問題と同じようなことにならないことを議会としてはチェックしていかなければならない。活性化できるようなものに変えていかないと本当にただのハコものになってしまう。