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​桑名市民一人当たり 北勢地区の財政比較

​自主財源=そのまちの稼ぐ力(皆さんからの税金+企業からの税金)です。

​他市町と比べると、企業からの法人税と固定資産税の税収が圧倒的に少ないことが要因です。個人の市民税収ではそれほど差が出ていません。

​ 他市町と比べて市民一人当たりに還元できるサービスが劣るといわれるのは、ここに原因があると分析しました。

 企業誘致の重要性を本会議でうったえてきました。

​現在では、多度地区を中心に企業誘致が大きく進み始めました。

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​四日市には企業が多くあり法人税で大きく差をあけられていることがわかります。

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​川越町には中電の発電施設があり、固定資産税がとして大きな税収があります。

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​今後、背負うことになる借金(これから建設される事業などで決まっているもの)を除いた、一人当たりの借金の額は桑名市は42万円余りで、北勢地区では2番目に多い借金を抱えています。

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​残念ながら、基金(貯金)も他市町と比較すると少ないことがわかります。

市民一人当たりの基金(貯金)は5万9000円です。

​法人税・固定資産税(法人の償却資産)などの差が一番の課題です。企業誘致・産業誘致の重要性を本会議でうったえ続けています。

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​借金から貯金を引くと桑名市では市民一人当たり36万円の借金(負債)を抱えていることになります。この額は北勢地区の中で突出しています。川越町は逆に154万円の貯金が残ることになります。(住民サービスが手厚くできるわけです)

これは、決して今の市長が悪いわけではなく、構造的な課題を抱えていることを議会で指摘してこなかったからだと思います。一番の課題は人口対産業のバランスが悪いことをどう解決するかということです。

名古屋・四日市のベッドタウンのようにして、人口流入を図ってきたことが裏目に出てしまったということです。

人口=人の口=口が増える分民生費などの増加にもつながっていることも要因です。人口に対して見合うだけの税収を上げるために企業・産業誘致をしていくことが桑名市においては重要な施策であることは間違いない。それを数値化して今回は示し、議会ではうったえてきました。

​現在では、桑名市も企業誘致に本格的に動き出し、高速道路の大山田パーキングエリアに、スマートインターを作る計画が進んでいるのと同時に、多度の工業団地へつながる多度・四日市線の整備が随時進んでいます。

​よく市民の皆様から、桑名市は税金が高いというお話をいただいたので、平均的な一人当たりの金額も計算してみました。

個人から徴収される税金については、基本的にどこの市町も同じ税率で徴収していますので、桑名市が特に高いわけではありません。所得が比較的高い方が多いことが主な要因です。

​ただ、三重県民の森と緑の県民税、愛知県比較すると一人当たり500円徴収されています。

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​2021/10/12

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